ConoHa API利用の準備

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APIを使うためには管理画面で自分のテナントIDとエンドポイント、APIユーザを確認し、それらの情報を使ってトークンを取得しておく必要があります。


ConoHa 管理画面で確認

管理画面の左メニューの「API」でテナントIDの確認とエンドポイントはIdentity ServiceのURLのところを確認。
APIユーザはユーザを追加してパスワードを設定しておきます。(ユーザ名は自動生成される)

ConoHaで用意されているドキュメントがわかりやすいです。トークンの取得まで記載されています。

 

 

トークンの取得

トークン発行に必要なパラメータやコマンドの詳細はドキュメントにまとまっています。
確認したテナントIDとエンドポイント、APIユーザ(ユーザ名とパスワード)を使って、以下のコマンドを実行。実行結果のaccess.token.idの値を確認します。

# curl -X POST -H "Accept: application/json" -d '{ "auth": { "passwordCredentials": { "username": "ユーザー名", "password": "パスワード" }, "tenantId": "テナントID" } }' <Identity Service の URL>/tokens

 

実行結果はJSON形式で見にくいので、jqコマンド等で整形した方が良いです。
jqがインストールされていれば、上記のコマンドの後ろに"| jq .access.token.id"をつければトークンのみ確認できます。

# curl -X POST -H "Accept: application/json" -d '{ "auth": { "passwordCredentials": { "username": "ユーザー名", "password": "パスワード" }, "tenantId": "テナントID" }}' <Identity Service の URL>/tokens | jq .access.token.id

 

取得したトークンの有効期限はaccess.token.expires(UTC)になります。取得後12時間有効です。